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カナダの教育レベル

 

最近、学力の国別ランキングが発表された。(2016年12月6日)


これはOECDの下で行われるPISAという学力テストの結果によるランキングだ。

 

PISA = Programme for International Student Assessment(国別学習到達度調査)


OECD = Organisation for Economic Co-operation and Development (経済協力開発機構)
 

まず最初に、このテストの概要を文部科学省の言葉を借りて記そう。

 

●目的
義務教育修了段階(15歳)において、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかを測る。

 

●内容
読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野(実施年によって、中心分野を設定して重点的に調査)
あわせて、生徒質問紙、学校質問紙による調査を実施。

 

●対象
調査段階で15歳3か月以上16歳2か月以下の学校に通う生徒(日本では高等学校1年生が対象)

 

●調査実施年
2000年から3年ごとに実施。

 

リテラシー( literacy)=元々の意味は「読み書きの能力」だが、現代では「情報を理解するだけでなく、それを利用して応用する力」という意味に発展している。

 

さて、2015年度のテスト結果を見てみよう。

 

PISA(国別学習到達度調査)2015年 ランキング

 

シンガポールがどのテストに於いても1位を占めている。

 

シンガポールは小学校卒業試験でその後の人生が変わると言う。
早期教育が過熱していて、3歳ぐらいから勉強させる親も多いらしい。

人口560万人ほどの小さい国で、国民全体が教育熱心だ。

中国系住民が75%を占める。

 

香港、マカオ、台湾も上位にランクされている。

ただ、香港もマカオも中国の一部であるし、台湾もまだ独立した国とは言えない。

 

前回のテスト(2012年実施)では上海がすべてのテストでトップだった。

上海も”国”ではない。

 

今回、上海は単独ではなく、北京・上海・江蘇・広東の4都市の総合結果を提出した。

これらの都市の成績は、やはり上位にある。

経済的にも発展している大都市であることも左右していると思う。

もし、農村部の学校・生徒もテストに含めるとどうなるかは明らかだ。

国としてのランキングとするなら、その国の全国の生徒をテストする必要があるだろう。

 

★北京・上海・江蘇・広東
江蘇(こうそ)は南京市を中心とする中国東部にある行政区。長江の河口域にある。
広東(かんとん)には省都である広東市と経済特区の深圳(しんせん)市がある。
深圳(しんせん)市は「中国のシリコンバレー」と呼ばれ、経済が発展している。

 

”国別”ランキングに”地域”を入れるべきではない。

 

 

最初の表ではOECD(経済協力開発機構)に加盟していない国や地域も含まれていたが、下の表はそれらを抜きにし、加盟国だけのランキングである。

 

PISA(国別学習到達度調査)2015年 ランキング

 

カナダが上位にある。

 

東アジアの成績上位の国や地域は教育に非常に熱心であるのは誰もが認めるところだ。

朝から夜まで授業をする学校があるし、塾もある。

 

一方、カナダには基本的に塾はない

正確にいうと、韓国人や中国人の塾はあるが、カナダ人の塾はまずない。

個別指導をする教室はあるにはあるが、多くのカナダ人は行かない。

成績があまり芳しくない生徒は家庭教師をつけたりすることはある。

頭の良い生徒は自分で勉強して成績を伸ばしている場合が多い。

 

カナダでは勉強は学校でするというのが基本路線。

先生たちも質問すれば丁寧に答えてくれる。

 

塾には行かないし、また、スポーツや音楽など、勉強以外のことに時間を割く生徒も多い。

 

とすれば、カナダの公教育はよくやっているのではないだろうか。

 

 

ここで、注意することがある。

 

統計というのは誰を対象に、どれだけの範囲で調査したのかが問題だ。

このPISAテストのデータは「全数調査」ではなく、任意の学校に依頼し、協力を得たいくつかの学校の生徒の調査だ。

よって、かなりの誤差も生じる。

 

上海のような経済力があり、教育にお金を掛けられる地域の生徒を選ぶとランキングは上位に行くだろうし、一部農村部の教育が受けられない子供もいるような地域の生徒を対象にすれば下位になるだろうから、結果は随分変わってくる。

 

なので、多くの国がこのランキングをみて上がった下がったと一喜一憂しているが、この統計を額面通りに受け取っていいのかどうかは疑問だ。

 

このランキングを参考にするなら、他国との優劣に干渉しないで、自国の過去の成績との変動を分析し、未来の教育に役立てていくことだろう。

 

 

しかしながら、学校以外で塾に通わない、ガリガリ勉強しないカナダ人にしては、このテストでの成績に少しは喜んでもいいのかもしれない。

 

カナダの私立学校が公立学校より格段優れているというわけでもないし、ある程度ばらけた学校の生徒たちを抽出してテストを受けさせたとすれば、カナダの標準的な、あまり優劣に偏っていない学校の生徒たちがこのテストを受けたような気がする。

 

カナダの教育が上手く機能しているように思う。

 

 

余談かもしれないが、国の優劣を気にするならば、この統計は15歳時の成績であることも考慮するべきだ。

 

アメリカやイギリスは20位前後でしかないが、アメリカにはハーバードマサチューセッツ工科大学など、世界に冠する優秀な大学がたくさんある


イギリスも大学レベルではオックスフォードケンブリッジといった名だたる最高学府がある。

 

15歳は通過点でしかない。

 

今回のランキング発表後、様々な意見が出てくるだろう。

 

でも、ランキングは”ほんの参考程度”にしておくほうが無難だと思う。

 

教育レベルが高いカナダ

 

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